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2013年10月

日常の仕事で、当たり前のように使っている「させていただきます」。これはビジネス用語として使ってもいい言葉なのか、それともそうではないのか。

マイナビニュース会員にアンケート調査を実施し、「させていただきます」がどう使われているのかを調べてみました。



Q.「させていただきます」という言葉を使っていますか?

よく使っている 18.0%
使っている 21.4%
あまり使っていない 35.4%
使っていない 25.2%

■使っている人の意見

よく使っている
?「仕事の電話対応で、相手に『折り返しお電話させていただきます』とか言っている」(28歳女性/その他/事務系専門職)
?「ご連絡させていただきます、とよく言います」(26歳女性/運輸?倉庫/営業職)
?「他の社員が仕事をしている中、先に退社するときに『お先に失礼させていただきます』と言う」(33歳男性/運輸?倉庫/事務系専門職)
?「『メールを送らせていただきます』『またこちらからお電話させていただきます』など、相手にアクションを起こすものに対して全て使います」(30歳女性/商社?卸/秘書?アシスタント職)

使っている
?「書類を送らせていただきますなど使っている気がする」(28歳女性/生保?損保/事務系専門職)
?「物を回収するときに『回収させていただきます』と使用する」(22歳女性/電機/事務系専門職)
?「得意先に納期連絡が欲しいと言われたときに、『営業に確認してご連絡させていただきますので…』という風に使っている」(30歳女性/商社?卸/事務系専門職)

■意味は?

「させていただく」という言葉は「自分の行動に、相手の許可をもらう」ということと、「恩恵にあずかる」という気持ちを、同時にあらわす言葉です。文化庁の敬語の指針によると、「相手に許可を受けての行動」であることと、「そのことで恩恵を受けるという気持ち」の、両方がそろったときには「させていただきます」という言葉も、適切な敬語表現とされています。例えば、相手の資料をコピーさせてもらうときに「コピーを取らせていただけますか」と言うのは適切な使い方。「ご連絡させていただきます」は、「こちらからぜひ連絡したいので許可をください」という気持ちを表していると考えれば、適切と言えるのかもしれません。

マイナビニュース会員で「させていただく」を使っている方の割合は39.4%。ほぼ4割の方が日常的に使っているということがわかりました。「させていただく」という言葉の中に、「相手へ許可をもらう」という気持ち、「恩恵を受ける」気持ちがあれば、使って問題のないビジネス敬語と言えるでしょう。

調査時期: 2013年8月26日~2013年8月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性215名 女性285名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

ソニー、ソニーモバイルコミュニケーションズ、ソニーマーケティングの3社は、「Xperia Z1」「Xperia Tablet Z」購入者向けキャンペーンを11月1日より開始すると発表した。映像配信サービスVideo Unlimitedで配信する「アメージングスパイダーマン」などの映像コンテンツ5作品や、プレイステーションモバイル向けの専用ゲーム10作品などを無料提供する。キャンペーン期間は2014年1月31日まで。

キャンペーンの対象端末は、NTTドコモ版/KDDI版「Xperia Z1」、NTTドコモ版「Xperia Tablet Z」、Wi-Fi版「Xperia Tablet Z(SGP312JP)」の4製品。キャンペーン期間中に、いずれかの端末を購入することで特典を受けられる。キャンペーンで提供するサービス?コンテンツは以下の通り。

    (記事提供: )

    10月17日20時(太平洋時間では18日午前4時)、Microsoftは予定どおりWindows 8.1を一般公開した。現在Windows 8を利用中のユーザーは、Windowsストアからアップデートファイルを入手し、無償でWindows 8.1へ(Windows 8 ProユーザーはWindows 8.1 Proへ)アップデートできる。また、Windows 7以前のOS(オペレーティングシステム)を利用中の場合、量販店などで有償のパッケージ版、もしくはからダウンロード版を購入しなければならない。なお、Windows 8.1の参考価格は13,800円、Windows 8.1 Proの同価格は25,800円。アップグレードパッケージは廃止された。

    Windows 8.1は前バージョンとなるWindows 8に対して、ユーザーなどから寄せられたフィードバックを元に、UI(ユーザーインターフェース)の改善や、自社製Windowsストアアプリの改良を行っている。さらに同社オンラインストレージサービスの「SkyDrive(スカイドライブ)」や、Web検索サイトである「Bing(ビング)」とのOS統合を実現した新しいWindows OSである。3Dプリンターなど新しいデバイスを標準サポートし、同社における主力OSになることは間違いない。

    なお、Windows 8.1へアップデート完了した場合、Windows 8が使用していたシステムファイルがホストドライブに残される。Windows 8.1の動作が安定していることを確認した後に、ディスク空き容量を確保する場合は、管理者権限で「ディスククリーンアップ」を起動し、<以前のWindowsのインストール>や<一時Windowsインストールファイル><Windowsアップグレードログファイル>を削除するとよい。

    マグノリアは、Windows 8/8.1の使い勝手を極限までXPに近づけるソフト「Back to XP for 8」を11月15日に発売、価格3,980円で販売する。対応OSは、Windows 8 / 8.1。

    「Back to XP for 8」は、Windows 8 / 8.1にはタブレット対応や起動の高速化などの優れた点が多いながらも、"大幅なインタフェースの変更は使いにくい"、"使い慣れたXPの操作で"というユーザーのために発売する。

    ユーザーインタフェースにもとづく操作性をWindows XPに極力近づけるため、スタートボタンを復活。XP風、Vista/XP風、95/98/Me風と選択できる。スタートボタンの設定画面には、最近使ったファイル、お気に入り、マイビデオ、マイミュージックなど表示の有無をチェックボックスで自在に決められる。

    また、懐かしのXP風壁紙を4Kサイズ(3,840×2160)で再現、デフラグ/不要ファイル削除/UAC設定/アップデート設定/インデックス設定/システム構成ユーティリティ/タスクバーも簡単に呼び出すための機能、Officeにメニューバーとツールバーを復活させる機能など8/8.1をXPライクに仕上げる。

    なお、ライセンス販売にも対応しており、100から299ライセンスの1ライセンスあたりの単価は半額の1,990円、1000から2999の場合1,194円になる。

    日本国内でも北米から数日遅れで発売されたSurface 2/Surface Pro 2。Microsoftや日本マイクロソフトの関係者が声高に方針転換を唱えているように、同社の「デバイス&サービスカンパニー」におけるメインデバイスの1つに数えられるSurfaceシリーズへの反応や販売状況は、同社の今後を占う試金石となるだろう。

    今週はSurface 2/Surface Pro 2に関する注目ポイントと、タブレット市場で火花を散らすライバル企業の1つ、AppleのCEOであるTim Cock氏の発言に応答したMicrosoftのVPであるFrank X. Shawの発言に注目したレポートをお送りする。

    約半年でリニューアルしたSurfaceシリーズ

    2013年10月22日(現地時間)、Microsoftは同社製デバイス「Surface 2」「Surface Pro 2」を米国を中心とした数十カ国で発売した。第1世代となる「Surface RT」は2012年10月26日(現地時間)、「Surface Pro」は2013年2月9日(現地時間)にリリースしたことを踏まえると、1年未満で新モデルにシフトチェンジしたことになる。

    驚くべきはのとおり、日本国内でも10月25日から第2世代モデルを発売した点である。日本はSurface RTを3月15日に、Surface Proを6月7日に発売しているため、約7カ月(Surface Proは約4カ月。両者の中間を取れば約半年)でモデルチェンジに至った。

    この早急な対応に対して、MicrosoftのSurface&Windows Hardwareセールス&マーケティング担当ジェネラルマネージャーであるBrian Hall(ブライアン?ホール)氏は、「日本のような素晴らしい市場に対して、できるだけ早く用意したかった。確かに(新モデルまでの)期間は短かいが、最高の製品を提供したいための判断だ」と述べている(図01)。

    それでは新旧モデルを比較した表をご覧頂きたい。図02および図03はMicrosoftがSurface 2/Surface Pro 2を発表時に日本国内モデルと比較した表を基に、日本マイクロソフトの発表内容に差し替えたものだ。述べたようにハードウェアスペックの変更が中心となり、きょう体に対して改善を行ったのはKickstand(キックスタンド)ぐらいだろう(図02~03)。

    興味深いのは第1世代となるSurface(旧Surface RT)やSurface Proを下位モデルとして販売続行する点だ。Surface RTはを踏まえて3万4,800円/4万4,800円の2モデルを維持。ちょうどSurfaceの64ギガバイトモデルとSurface 2の16ギガバイトモデルが同一価格になるように調整されている。

    Surface Proも価格改定を10月24日に発表し、1万円値下げの7万9,800円/9万9,800円と、同256ギガバイトモデルがSurface Pro 2の128ギガバイトモデルと同じように調整された。これは2013年12月末までも期間限定キャンペーンだが、米国のMicrosoftは北米限定で100ドルオフのを開催中。

    もっとも128ギガバイトモデルは899ドルから799ドルに値下がりし、99.87ドルでドル円を換算すれば、日本国内の参考価格とほぼ同等になる。つまり、日本マイクロソフトが行った旧モデルの値下げは、ワールドワイドレベルのキャンペーンに足並みをそろえたものだ(図04~05)。

    Surfece 2/Surfece Pro 2の変化は主に内部的な改善が中心であり、外見的な変化が乏しいため、第1世代と比べてもピンと来ないのは致し方ない。加えてWindows 8.1へのアップデートは第1世代にも適用できるため、差別化は難しいだろう。

    その一方でに含まれるSurfaceの在庫調整費用として計上した9儱丧毪蛱い蓼à毪取icrosoftはSurfaceをどのような形でも販売しなければならないのである(蛇足だが、の発表によれば、Surfaceは売上高4儱丧毪蓉湁犹ㄊ锨捌冥�倍以上に成長している)。

    コンピューターの在庫処分と言えば、1989年にApple Computer(現Apple)がLisaをユタ州のローガンに埋めたことを思い出す。Surface RTを埋めるぐらいなら、同社の学生支援プログラムであるの一環として無料で配った方が得策だろう。もっとも、この点もパートナー企業の関係性を踏まえると現実的ではない。「デバイス&サービスカンパニー」を旗印に掲げた同社が、Surfaceの販売に過剰な注力を行っている理由がお分かり頂けるだろう。

    さらに、コンシューマー視点でSurface 2/Surface Pro 2を見れば、それなりに魅力的なデバイスとして目に映るのは事実だ。特にアクセサリ類は、近接センサーを備えることでバックライトを自動点灯する「Type Cover(タイプカバー)2、」および「Touch Cover(タッチカバー)2」を筆頭に魅力的なものが多い。現在Surface Proを使っている筆者の食指も動きそうなものばかりである(図06)。

    加えて第1世代のSurface/Surface RTで利用できることを踏まえると、Surface本体はそのままに、カバーキーボードのみを買い換えるという選択肢も生まれてくる。発売時期および参考価格は未定だが、バッテリーを内蔵した「Power Cover(パワーカバー)」はバッテリー駆動時間が短いSurface Proの欠点を補うものとして注目アクセサリーに数えていいだろう。しかし、ノートPC型コンピューターのように、過度な発熱で手首が生暖かくならないか気になるところだ。

    いずれにせよ、SurfaceというデバイスによるMicrosoftのチャレンジは第2幕を迎え、今後のパーソナルコンピューターおよびタブレット市場の攻略を着々と推し進めている。DOS時代やWindows時代のように当初は後れを取りながらも、いつの間にかトップシェアの地位を築いてきたようにタブレット市場の覇者となるのだろうか。今後の動向に注目したい。

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